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催眠療法でフロー状態に入ることで英語は話せるか?

 2015/09/03 言語と催眠療法
この記事は約 5 分で読めます。 586 Views

こんにちは、なかじまです。

脳科学者の茂木健一郎さんが以前、外国語習得に関するツイートをしていました。

スクリーンショット(2015-09-03 3.50.49)

大いに納得して(わかったつもりになって)、いつまでも頭に残っておりました。

そんなわけで今日は、外国語学習と「フロー」について書いてみようと思う。

 

「ある日突然、英語が口から飛び出す」は本当?

英語教材の宣伝文句でよくある。

「ある日突然、英語が口から流れるように出てくる!」

みたいなのは本当なのでしょうか?

 

「そんなわけないじゃん!」「単なるキャッチコピーでしょ!?」

と思う人も多いかもしれない。

実際、ぼくもそう思っていました。

 

実際に自分がそうなる前までは。

 

でも、これって本当なんですね。(とぼくは思う)

自分のまわりを見渡す範囲での話だけど。

 

なぜか、実力以上のチカラが出るときがある。語学学習においても

何か1つの言語を獲得した人なら経験したことがあるかもしれない。

英語を話すとき、自分の実力以上に話せることって、あるんですよね。

「今日は調子いいなあ」「言葉がどんどん出てくる」

みたいな感じで。

 

前の日までは、そんなに話せなかった。

シドロモドロだった。

 

でも、ある瞬間、自分が話せる以上に話している自分に気づく。

「なんか、次々と言葉が出てくる!」

みたいに。

すごく気持ちがよくて、自分が自分じゃないような感じで。

 

これこそまさに、「フロー」に入っているのだろうと思う。

 

この「フロー」状態を一度経験すると、その後一気に上達する

 

もしかしたら、メンタルブロックが取れるのかもしれない。

「外国語を話す」という感覚が、自分の身体性に一致してきたのかもしれない。

 

この、「なんか調子よくしゃべれる」という日があると、

「自分、けっこうしゃべれるじゃん!」

「もしかしたら、だいぶ実力ついてきたんじゃない?」

という、自信(あるいはうぬぼれ)を感じられる。

 

いわゆる「コツを掴む」という感覚に近いのかもしれない。

一旦、このフロー状態が訪れると、それ以後、基準がそこに合わさる。

「自分は本来、あのときのレベルまではしゃべれるはずだ」って。

これが、その後の学習、実践において、大きな心の支えになる。(とぼくは思う)

 

 

どうやってフロー状態に入ったか

ぼくが語学学習でフロー状態を経験するときは、たいてい、
何らかのハードルが科せられているときだ。

 

口頭試験とか。

外国人の友だちと強制的に長時間話さなければならない状況とか。

 

緊張しすぎない、でも、ちょっと頑張らないといけない状況。

もちろん、その前に勉強の積み重ねがあっての上での話。

 

ぼくはこんな状態で、茂木さんの言う

途中の過程においては、苦しくぎこちない。

しかし、スキルを上げるに従って、次第に

英語を使うことが「蜜の味」になるフロー状態が近づいてくる。

を経験する。

 

外国語を使うに経験するフロー状態は、一種の催眠状態である

普段の自分と違う状態。

認知や近くに変化が生じている状態。

ぼくが外国語で「今日は調子よく話せる」と感じるときは、
明らかに催眠状態に入っている。

 

であれば、意図的に催眠に入れて、フロー状態を起こさせることができれば、
言語の上達に役立つのではないか?

 

エリクソンは、様々な催眠状態を研究していた

催眠療法家のエリクソンさんは、
英国の作家であるオルダス・ハクスリーさんと共同研究を行い、

「さまざまな心理学的意識状態」

を研究していたそうだ。

 

ハクスリーさんは、「深い内省状態」に入ると、著しく状態が変化した。

これが始まると、体がリラックスして頭が垂れ、目が閉じ、
心理的には次第に深く外界から引きこもるが、
物理的な現実を実際に見失ったり、記憶や方向感覚がなくなったりすることはなく、
直接関係のないことはすべて「横に借いておく」ようになり、
つづいて、自分の関心事への完全な心的没入状態になる

(『ミルトン・エリクソンの催眠テクニックⅠ/言語パターン編』p.70)

 

これは完全な催眠状態。

で、こうなると、原稿に取り組む以外の一切は「自動操縦」になり、
電話に出てメモを取るのも玄関で郵便を受け取るのも一切記憶に残らないんですって。

 

しかも、なんとハクスリーさんは、
自分で自由自在にその状態に入ったり出たりができたそうな。

もし、これを、誰もが自分でできたら、
「フロー」を自分で作り出せるんじゃない??

そして、語学の実践の際に、役立つんじゃない?

 

エリクソンさんとハクスリーさんの研究については長くなるので、
またの機会にしようと思う。

 

バスケのスキルとフローと催眠の関係

で、フローと催眠について調べてたらこんな論文を見つけた。

“THE EFFECTS OF HYPNOSIS ON FLOW AND IN THE PERFORMANCE ENHANCEMENT OF BASKETBALL SKILLS”

『フローおよびバスケの技術向上における催眠の効果』的なタイトルだろうか。

 

enhancement:増大・増進

 

面白そうだから今度読む。(たぶん)

 

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