Facebookの「いいね!」は各国語で何て言うか調べてみた
こんにちは、まことです。
いま、FBにおりまして。
(通って5年目にして初めて「ドリンクカードつくりますか?」と聞かれた 笑)
このFBはFreshness Burgerなわけですが、
FBと言えば、
これですよね。
という連想でふと、
「いいね!」って各国語で何ていうんだろう?
という疑問が湧いてきたので、調べてみました。
この記事の目次
「いいね!」は英語で何ていう?
これは聞いたことがありました。
Like
ですね。
「いいね!」は英語で、「Like」。
“I like it!”
“I like what you said.”
という感じでの「Like」なわけですね。(たぶん)
で、韓国語は知っておりました。
韓国語で「いいね!」は、
좋아요
(チョアヨ)
좋다(チョッタ。良い)という形容詞を丁寧に言った形です。
これは日本語の「いいね!」の語感に近いですね。
語末に「요(ヨ)」という丁寧語がついていて
もう少し丁寧なので「いいですね!」という感じですが。
韓国語ではタメ口にしてしまうと、
日本語より少し語感が強くなってしまうので、
丁寧語にとどめているのだと思われます。
(タメ口だと「좋아!」になるはず)
で、フランス語はと言えば、
J’aime
(ジェ ム)
だそうです。
これ、この前進研ゼミでやったやつだ!
じゃなくて、溝江先生に習ったやつだ!
(13ヶ国語を操る溝江先生については別の記事で記載予定)
基本はJe(私)+aime(好き)で、
eとaという母音が連続してしまうから、
「ボインの間に手を挟む」(意味深)
ということで、Jeのeを省略して「’」を入れるのだそうです。
中国語(簡体字)では、
赞
(zàn)
第4声のピンインがついているので、
カラスが「カー」となくときの急激に落ちるイントネーションで、
「ザン」と発音するのだと思われます。
賞賛とかの「賛」ですね。
スペイン語では
Me Gusta
イタリア語では
Mi piace
ドイツ語では
Gefällt mir
だそうで。
このへんはMeとかMiとかmirとかが入っていて、
形から推測するにこれは英語の「Me」的な感じで、
「私」という意味だろうから、
フランス語と同じ発想ですね。
「私は好む」的な感じでしょうか。
で、こうやって見てくると「ある傾向」に気づく人は気づくだろうし、
この疑問にぶち当たった人も多いのではないでしょうか。
その疑問とは、
そもそも、なんで「Like」が「いいね」なの?
この問題についてなのです。
Likeと言えば、中学校で習った感じで考えると、
「好き」なのであって、「いいね」ではない。
だから、日本語のFacebookのボタンも
そのまま「好き」になってもよかったんじゃ?
と思う流れが当然ではないでしょうか。
実際そのとおりに、フランス語やスペイン語、
もっと言うと世界のほとんどの言語で、
そのまま「好き」的な発想で訳されているのだそうです。
そんな中で、
「Like」が「いいね」と訳されているのは、日中韓の3カ国だけ
なんと、「いいね」的な発想で訳されているのは、
極東の3カ国だけなんだそうですね。
(中国語圏は1つと考えるとして)
中国語で「好き」は
喜欢
(シーホアン。xi3 huan1)
だから、「赞」とは違うんですね。
ただし韓国語の
좋아요(いいです)
は、かなり面白い構造をしていて、
「良いです」という意味でも、「好きだ」という意味でも、
좋아요を使えるんです。
(韓国で一世を風靡したJewelryという女性歌手グループに
「니가 참 좋아」(ニガ チャム チョア)
という歌がありますが、
좋아요のタメ口形である좋아を使って、
「あなたがとてもいい」=「あなたをとても好き」
というタイトルになっています)
むしろ「〜가 좋아요」(〜がいいです=好きです)という形のほうが、
自然でよく使われる気がします。
「〜를 좋아해요」(〜を好みます)という形のほうは、
ちょっと改まった感じがする。
日本語は責任の所在があいまいなのが1つの理由?
日本語は責任の所在があいまいです。
日本では
「風でドアが開いた」
という表現を普通に使いますが、
英語やヨーロッパの言葉では
「風がドアを開けた」
と、主語を明確にする傾向があるそうです。
主語を明確にして「私はご飯を食べます」
「私は出かけます」と言わないでも、
「ご飯を食べます」「出かけます」でも通じるのが日本語です。
そんな文化圏にあって、
「(私は)好きです」
とはっきり言うのがはばかられるのではないか、
もっと距離感をもって、責任の所在を不明確にして
「いいね」程度の軽さをもったボタンにしたからこそ、
押しやすくなったのではないかという意見をどこかで見ました。
確かに、「好きです」というボタンだったら、
押しにくかったかも、と思いました。
ちなみにぼくのfacebookボタンは
関西仕様です。
変更の仕方はFacebookにログインして
クリックしたら、下の画面が出てくるので
英語なりフランス語なり関西弁なり、
好きな言語を選択してください。
ではでは、Facebookで楽しい多言語ライフを!
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