金髪ロン毛のサーファーが書いた、ぜひとも真似たいコピー
こんにちは、まことです。
この場所である。
いわゆるスターバックスだ。
※ちなみに中国語では星巴克(しんばーくー)。
意味と音の組み合わせでできた当て字。
※韓国語での俗称は별다방 [ぴょるたばん / ほし茶房] 星の喫茶店というわけだ。
このスタ−バックスにて。
レジで目に飛び込んできたのは、
Our promise:
love it or let us know
訳:私たちの約束。
ご満足いただけなければお知らせください。(作りなおし致します)
この
or
は、「さもなければ」と習ったやつだ。
条件を満たさなければ、これこれなことになりますよ、
的な意味で使うのだと思う。
で、このスターバックスのコピーは、普通だ。
というかコピーではなく企業理念みたいなものだから
そこまでキャッチーじゃなくてもいいのかもしれないけど。
同じ構造で「これはすてきだ!」と思ったコピーがある。
それは、Frank Kern(フランク・カーン)おじさんという
アメリカで何年もブイブイ言わせて世界各国に熱狂的ファンをつくっている
サーファーのお兄ちゃんがつくったものだ。
※この人は3−4年前まではロン毛のお兄ちゃんという感じだったのだが、
最近はずいぶんとダンディなおじさん路線を歩み始めている。
そのコピーとは、
You Love It
Or You Keep It FREE
訳:気に入らなければタダでもらえます
なんということでしょう!
orの前と後ろ、どちらに転んでも、メリットしかないではありませんか。
You Love It(気に入る) or(または) You Keep It Free(タダでもらえる)
なのである。
スターバックスのを復習しておくと、
love it(気に入る)or(または) let us know(お知らせください)
であって、「お知らせください」はうれしくもなんともない。
それに対して、Frank Kernさんのは、
どちらに転んでもうれしいのだ。
こういう表現は、日本語ではうまくできない。
「気に入らなければタダで差し上げます」は、
どうしてもネガティブなイメージがつきまとう。
「えっ、気に入らない可能性があるんだね、やっぱり」
というのが、どうしても潜在意識に入ってしまうからだ。
たとえば「手術に失敗したら全額返金」なんて言われても
うれしくもなんともない。
不信感が募るだけである。
でも、英語表現ではどちらもプラスの表現。
Love Itもうれしいし、Keep It Freeもうれしいのである。
You 〜(プラス表現), or you 〜(プラス表現)
このフレームは、ぜひ覚えておきたい。
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